何とW杯以来!玉田702日ぶり復活弾
日本代表がキリン杯2連覇に向け、幸先の良いスタートを切った。24日、愛知・豊田スタジアムでコートジボワールと対戦。岡田ジャパン初先発のFW玉田圭司(28)が前半21分、MF長谷部誠(24)の右クロスに左足を合わせてゴール。702日ぶりの代表10得点目が決勝点となった。初めて“オレ流”を掲げて臨んだ試合で、岡田流を体現したゴールに岡田武史監督(51)も手応え。27日のパラグアイ戦、6月のW杯アジア3次予選に向けて収穫の1点となった。
岡田ジャパンでの代表再出発を自ら祝う復活ゴールだ。前半21分、3列目から右サイドに抜け出した長谷部に今野からの縦パスが通った。
完全なフリー。長谷部の上げたクロスをスライディングしながら左ボレーで決めた。「狙い通り。雨でスリッピーだったので軽く当てれば強くボールがいくと」。06年6月22日、W杯ドイツ大会1次リーグのブラジル戦で決めたゴール以来、702日ぶりの代表得点。「(地元の)豊田スタジアムで取れてうれしい。代表でゴールを決めるのは注目度が高いし、幸せ」と笑顔で胸を張った。
ここまで岡田ジャパン7試合10得点のうち、FWの得点は大久保、巻、前田の3点。先発で得点したのは大久保だけと、FWの決定力不足が課題だった。この日の玉田、大久保の先発2トップの組み合わせは6パターン目。不調の高原を下げ、スピードが持ち味の2人を並べる初のパターンで結果を出した。後半37分から出場した3月26日のバーレーン戦は何もできずに敗れた。「先発でという気持ちは誰よりも強かった」と喜んだ。
岡田監督にとっても意味のあるゴールだった。脱オシムを掲げ、岡田流で臨んだ最初の試合。4月の合宿から「全員守備、全員攻撃」のテーマの浸透を図ってきた。玉田のゴールは、前線の玉田、松井がプレスをかけて相手のパスコースを限定し、苦し紛れに縦に入れた長いパスを駒野がカットしたのが起点。そこから松井、今野と速くシンプルにつなぎ、右サイドの長谷部に通した。「プレッシャーをかけてマイボールにし、そこからサイドを突くというのはできていた」。大久保の動きを含め、決勝ゴールは「岡田流」を象徴するサッカーだった。
岡田流を体現したゴールとともに、代表復活を印象づけた玉田。06年W杯後は名古屋でも出番が減り、今オフには移籍も考えたが、今季から就任したストイコビッチ監督から自由を与えられ、持ち味のドリブルは輝きを取り戻した。2年ぶりの代表10得点目。「あのブラジル戦の印象が、いつまでも強かったらいけない」と話した後「前回のW杯予選を経験している人は少ないし、還元したい」と6月2日のW杯3次予選オマーン戦を見据えた。ゴールとともに、日本のスピードスターは自信も取り戻した。
(引用:livedoorスポーツ)

